福満しげゆき雑誌インタビュー記事一覧まとめ
『生活 完全版』(妻フィギュア付!!)と初の活字本『グラグラな社会とグラグラな僕のまんが道』が刊行され、ノリにノッている漫画家福満しげゆき氏。『グラグラな〜』では、これまで語られることの少なかった氏の「生活」が赤裸裸に述べられており、ファンにとっては必読でありカノン。また、先日2chの福満スレに本人が降臨し、リテラシーが高いのか低いのかよく分からない、まさかの一方的な「つぶやき(tweet)」を披露(投下)し、「小規模なセンスオブワンダー」で、ファンに衝撃/戸惑いを与えた。今後も「団塊ジュニアの星」として、いや『ガロ』、オーケンから連なる「サブカルの星」として大活躍するであろう、福満しげゆきのこれまでに雑誌掲載されたインタビュー記事一覧をまとめてみた。
- 「松尾スズキの問源郷の二人(第36回)本谷有希子さんと福満しげゆきさん」『本が好き!』2009.8
- 「うちの妻ってどうでしょう? 福満しげゆきインタビュー(コミック ダ・ヴィンチ)」『ダ・ヴィンチ』2009.1
- 「"自分"マンガ家スペシャル鼎談 カラスヤサトシ×東村アキコ×福満しげゆき(コミック ダ・ヴィンチ)」『ダ・ヴィンチ』2009.1
- 「骨身を削り、曝して描く!"自分"マンガ家特集-福満しげゆき、カラスヤサトシ、東村アキコ、伊藤理佐、唐沢なをき(コミック ダ・ヴィンチ)」『ダ・ヴィンチ』2009.1
- 「福満しげゆき(特集 マンガ・新世紀) 」『広告批評』2008.9
- 「UPCOMING COMICS たったいま「動いている」マンガ-福満しげゆき『僕の小規模な生活』(特集・動くマンガ2008) 」『Switch』2008.9
- 「福満しげゆき 『僕の小規模な生活』(特集 '08年、現在(いま)を映すマンガ) 」『大阪芸術大学大学漫画 』2008.4
- 「福満しげゆきの中規模なインタビュー」『Quick Japan』2008.4 (vol.77)
- 「パンチラ好き漫画家が描く・語る「理想のパンチラ」(超保存版「奇跡のパンチラ」現場検証)」『SPA!』2007.6.19
- 「自称・出発前の漫画家 福満しげゆき先生インタビュー(大西祥平のニュー漫画大学秘宝分校)」『映画秘宝』2003.11
- 「福満しげゆきの小規模な特集」『アックス』2003.8 (vol.34)
※参考は「MAGAZINE PLUS」「大宅壮一文庫雑誌記事索引検索」「NDL-OPAC」。漏れはご容赦を。(あ、なんか『創』にもあったような気もするけど後日調べてみる)
あいにく眼を通せていないのは『本が好き!』『ダ・ヴィンチ』『SPA!』記事。それ以外の記事については読んだのだけど、中でも重要なのは初インタビューと言ってもいいであろう『アックス』vol.34の「福満しげゆき特集」だ。『まだ旅だってもいないのに』刊行直後、そして『僕の小規模な失敗』の連載が続く中でのインタビューはアックス編集部による6頁の充実っぷり(残念ながら現在、同誌の入手は難しく、古本、amazonなどで数千円くらいだろうか)。『Quick Japan』(vol.77)では、『グラグラな〜』にてインタビュー、構成を務めたライターの渋谷直角氏による「間違いない」インタビューが5頁掲載。『大阪芸術大学漫画』、『広告批評』、『Switch』はそれぞれ数頁のインタビュー。内容的には似たような感じ。
ところで、少し前に福満しげゆき氏の顔写真(妻と古谷兎丸先生)がネット上にアップされ、本人と似ていないだの、妻が可愛い過ぎるなどと、ファンによる喝采/嫉妬を巻き起こしたことがあったが、実は『映画秘宝』2003.11のインタビュー記事にて、手で顔が少し隠れているものの眼鏡を着用していない福満しげゆき氏の素顔を見ることができる。こちらも『まだ旅立ってもいないのに』刊行直後のかなり早い時期のインタビュー。
また、インタビューではなく批評/評論の分野では
が商業誌に掲載されたものでは唯一ではないだろうか。
いずれにせよ、なぜ自分が今これをまとめているのか、よく分からなくなってきたが、何かのお役に立てればということで辞去。